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熱交換器?スケール対策

高温流体から熱エネルギーを貰い低温流体に熱を与える熱交換器は発電プラントや工場内の製造プロセスで使用されて居り熱効率の向上に貢献しています。しかしながらガスが低温域に入りますと露点の関係から必ず熱交換器?スケールは発生します。最も問題なのは発電プラントのボイラー燃料に使用される重油、石炭が燃料の場合です。燃焼ガスが低温域に入りますとガス中の硫黄分を含んだダストが析出し始めます。

その液状のダストが熱交換器内で堆積し始め熱交換器の圧力損失が高くなり最悪送風機の圧力不足になりプラントの運転停止となります。この堆積したダスト除去の為煤吹き装置が熱交換器に取り付けられて居り、断続運転でスケールを除去しています。煤吹き装置の流体は通常蒸気か空気が使用されています。しかしながら完全に除去はできません。

その為にプラントの定期検査迄無理やり運転を続けて定期検査時に水洗作業を行い熱交換器?スケール除去が行われています。但し熱交換器?スケールに依る圧力損失が予想を超える範疇に入って来た時には工場の責任者の判断で即停止し水洗作業を行う事が有ります。スケール除去の水洗作業は通常温水が使用されています。しかしながら効果が出ない場合には薬液洗浄等まで行われています。

この様な熱交換器?スケール対策に関しては工場の保全担当部門が既に熟知して居り水洗工事専門業者の手配からその作業の工程管理まで保全担当部門がリーダーシップを取っています。